お久しぶりの翼ですー

カナダにいる翼ですー。
カナダから絶賛進撃の巨人にはまってまーす。なので、ドリームも進撃中です。
青エク以来の大ヒットにうはうはです。なんというか、原作と自分の書きたいこととか好きなこととかがかちっとはまる瞬間って本当に楽しい。やっぱりファンタジー好きだー。でもぐろいよー。アニメも漫画もぐろいよー。抵抗感あるよー。と思いながら、リヴァイの出現を心待ちにしております。
もちろんアニメから入った新参者ですが、少しの間お付き合いいただけたら光栄です！

そういえば、4月は３週間ほど中東にいました。
イスラエルに研修で２週間、トルコに観光で１週間。
イスラエルでは、諸経費すべて費用大学院持ちの和平交渉のサマープログラム受けてきました。

その時の観察記をつらつらと書こうと思います。事実を述べているだけなのですが、物騒な事も書いてあるので苦手な人は無視してくださいー。

エルサレムのヘブライ大学で勉強し、滞在しました。地図上では占領区のど真ん中にぽっかりと大学がある感じです。エルサレムの中で一番高いところにあるから、エルサレムが一望できて素敵です。分離壁もばっちり見えます。分離壁の向こうでは毎日一回ぐらいは銃声っぽい音が聞こえます。爆竹か、花火か、はたまた銃声か。断定はできませんが、銃声である可能性はあるようです。

大学主催の旧市街ツアーには、ガイドと大学職員とライフル持ったボディーガード。大学のバスに乗って東エルサレム（占領区）通ると、パレスチナ人に思いっきりバスを叩かれてびっくりしました。大学関係なく個人で回った時は全然問題なかったのになぁー。

クラスメートのおばさんが国連のエリアマネージャーかなんからしく、彼は国連の車に乗って西エルサレム（イスラエル領）の方を走っていたそうなのですが、大勢のユダヤ人に囲まれて出ていけ出ていけといわれたそうです。国連のレポートを持っていただけで、友人は出国時に空港でひどく追及されたそうです。政治的理由でもっているのかと。

大学の図書館の踊り場に、サインが書いてありました。下を差す矢印に「シェルター」と。

ヨルダン川西岸に行ってパレスチナ自治政府管轄下の町に行ったりと、楽しかったです。ヨルダン川西岸はフィリピンとかメキシコとかのダウンタウンよりも安全な感じで発展してました。人もいい人たちだったし。というか、細マッチョのイケメンがいっぱいいた。それで、パレスチナで国際マラソン参加してきた。10キロ走りました。記録一時間10分。難民キャンプの中、分離壁の隣を走りました。イスラエル人は一人も参加していませんでした。

ヨルダン川西岸の町ではユダヤ人入植者の嫌がらせで、屋根を伝ってマーケットの上から石やごみを投げてくるから、マーケットの上にはネットがしてあります。最近は、攻撃できないから、有害な液体が降ってくるそうです。

パレスチナ人は自分の土地なのに分離壁で囲まれて、町を広げることもできません。そして、使われていない土地は勝手にユダヤ人が入植していく。

子供たちが意味もなくイスラエル軍にさらわれて、尋問にあっています。


なんだろう、こんな理不尽がこの世に存在するのか、っていうぐらい理不尽でした。
これを気に少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。

それにしても、なんというか、正直、ファンタジーの世界でした。
でも、現実ってファンタジーよりも残酷で複雑ですね。

そんな経験が私の進撃の巨人の物語に影響してるのかなーって思ったりします。
うう、暗くなってしまった。一番印象に残ったことつらつらと書くと、どうしても暗くなってしまう。いいこともいろいろあったのに。（テルアビブのビーチが楽しかったとか）

5/30　18:04 リヴァイ兵長の嫁シリーズ　の方
＞＞原作の重苦しい感じが好きなので、その雰囲気を一番大事にしたいなと思ってます。なので、空気感や設定気にいってもらえて嬉しいです！なんというか薄暗い中にも希望を、と思いながら書いている話なので、そう言ってもらえるとうれしいです。ぼちぼちストックもできてきたので、楽しみにしてください。

5/30　21:58 嫁設定美味しいですね　の方
＞＞書いてみたら嫁おいしかったです。いや、兵長三十路だしいてもおかしくないかと思って書いてみたんです。そしたら意外としっくりきて楽しいです。なんというか、安定しきった関係から書くのって初めてなのですが、信頼と安定がありつつも不安定な未来を思って暗くなる二人の関係を書いていければいいなと思います。